油絵について
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現代絵画の多様性
今迄の概念は油絵具が科学的に研究され造られるようになると違ったものになってきます。
顔料、染料が人工的に製造され、耐久性と堅牢さを有した
絵具が色数もふえ、発色にすぐれたものが出現しました。
耐久性にも富んだ絵具や、混合や厚塗りにも適した絵具により、絵画表現は
かなりの自由な多様性が含まれてきています。
18世紀ヨーロッパの産業革命を境に、絵画制作・表現は種々な試みが始まりました。
19世紀の中葉になると古典主義のダヴィットからアングルそして浪漫派のドラクロアに至って、一つのエポックをなし、表現の多様さは終わりを知りません。
象徴主義の人の心をのぞくようなムンクの作品、モネーやシスレーなどの印象派、ルドン
は不思議な世界を画面に与えました。
そして、抽象主義を完全なものとしたメランコリックな作風のポール・クレー、バウハウスがあります。
現代絵画の多様性2
一方フランスでは従来の画法にこだわらない手法は
フォビズムが野獣派と総してドランにルオーやブラマンク達が力強い
タッチや表現で見る人をとまどわせました。
イタリアのキリコからダリのシュールリアリズムやクリムトをはじめ、ウィーン幻想派も夢の
ようなすばらしい空間を展開しています。
破壊を持って主義とするダダイズムはセザンヌの言葉『自然は円筒、球、円錐からなっている』
からの影響です。
また、新たな構成を成してきたピカソのキュビズムの立体派もあります。
それと同じくして、美術界を賑わしているアンリ・ルソーを代表と見る、一見稚拙で素人絵のような素朴派も出ています。
フォートリエやフォンタナと抽象会がをアンフォルメに通じ、混沌とした中にも、
それぞれが確実な地位を占め、現代美術は動いています。
現代絵画の技法
コラージュ
一種の効果を作り出す画面に色々な印刷物や写真などを貼付けるテクニックです。
一時期ピカソが好んで使いました。そして自然に画面にとけ込むような名作がブラックの作品にあります。
段々と、油絵だけでなく写真や印刷物などのみで画面構成が作られている作品も現れました。
フロッタージュ
面白い効果を一個の素材を種々に工夫し出します。
造形性の研究にデザインなどの分野で使われます。
この方法を表現の世界の幅を広げマティエールやコラージュにも取り入れています。
たとえば一枚の紙に、いろんな型をこすり押し付けて、焦がし、穴をあけ、つまんだり、ぬらしたり、ちぢませたりして紙の肌に生じる現象を光と影の関係から興味をそそられるものです。
エアーブラシ
絵具や染料を溶き油を多くし、空気の圧力により液状のものにしてそれをモーターなどの力を使い、霧状に噴射する技法をいいます。画面全体は、かなり木目細やかで繊細な表現が出来ます。